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ABOUT US


nijiri は、「お茶は静かで力強いムーブメントである。」と信じる、カルチャー探求者たちによって始まった、日本茶プロジェクトです。

日本茶への深い敬意を持ちながら、現代における新しいお茶の体験を再構築しています。

私たちが専門とするのは、希少な製法で作られる 釜炒り茶。日本各地の小規模な独立農家と対話し、味わいだけでなく、その背景にあるストーリーや人とのつながりを大切にしています。

東京とロサンゼルスの間で生まれた nijiri は、日本茶の伝統を、ストリートカルチャー、マインドフルネス、そして現代的なミニマリズムと融合させています。

「nijiri」という名は、日本の茶室にある小さな入口「にじり口」に由来しています。頭を下げ、身を縮めて通るその瞬間のように、私たちもお茶を通して、心のスイッチを切り替えるきっかけをつくりたいと考えています。

私たちが選ぶお茶は、すべて「心が動いたもの」。そこから始まる体験や対話を通して、完璧さよりも本質と誠実さを大切にするコミュニティを築いていきます。お茶は、ただの飲みものではない。それは、自分自身に静かに立ち返り、再び歩き出すための、小さなスイッチだと。


nijiriは、あなたが“自分らしさ”とともにある日々にそっと寄り添う、そんな「小さな入口」になれたらと願っています。

FOUNDER'S STORY

nijiriのはじまりには、ひとつの静かで確かな想いがありました。

多くの創業物語と同じように、nijiriもまた、個人的な探求心から生まれました。日本人として生まれ、日本茶という文化を探究するために、各地の農家や茶屋を巡りました。そこで気づいたのは、素晴らしい日本茶に日常で出会える機会が、あまりにも少ないということ。同時に、その美味しい日本茶が現代の日常に根付いていない現実への違和感でした。

もっと自由に、もっと自分らしく。文化や心を、自然に暮らしへと溶かしていくような生き方を求めて、ティーカルチャーがライフスタイルとして根付き始めていたロサンゼルスへ渡りました。カリフォルニア各地を巡りながら、カフェ文化や都市のライフスタイルに触れていくなかで、本当の意味で「日本茶」が表現されている場面は、ほとんど存在しないことにも、改めて気づかされました。

もっと正直に、もっと本質的に。そして、現代の暮らしに自然に寄り添うかたちで。そんな日本茶体験が、きっと必要だと感じたのです。帰国後、日本各地の農家を訪ね、対話を重ねながら、nijiriは少しずつ形になっていきました。

nijiriは、私自身の価値観の延長線上にあります。

・型にはまらず、でも本質を大切にすること。

・誠実なものづくりを信じること。

・そして、心にも、身体にもやさしい選択肢を育てること。

 

この旅路をともに歩んでくれる農家のみなさん、仲間たち、そしてnijiriを手に取ってくださったすべての方に、心から感謝します。その一杯が、あなたの日常に、そっと小さなスイッチをもたらしますように。

TAI
Founder & CEO, nijiri

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